キャロライン・アンドリュー

スーツがとりわけ男らしさ、力強さ、権力の象徴であった19世紀を通して、ジャケットやスーツは長い間男性にとって魅了と関心の的でした。それゆえ、長い間男性だけに与えられた権利もありました。
しかし前世紀以降、レディースファッションの新たなトレンドとして男性と同じようなスーツやジャケットが出現しました。

こうしたファッションの動向には複数の要因が考えられます。
第一に、オートクチュールからやって来たトレンド。(もちろん多くはDormeuilの生地で創作された)タキシードジャケットスタイルで女性らしさと官能性を強く打ち出したイヴ・サン=ローランが大きく関わっています。 今日両性的な服、あるいはフェミニティを強調するメンズスタイルへの実質的な後退であり、それゆえスーツが女性にとってとりわけ興味深いものとなっているのです。
数十年前にイヴ・サン=ローランからはじまったトレンドを補強するもうひとつの要因は、我々の精神構造が変化したにもかかわらず、仕事上ではジェンダーの識別が変わらず存在すること。実際、女性が男性と同様の地位につけるとしても、女性が仕事場で受ける扱いや給与に今だ差異が根強く残っています。それゆえ男性と同様スーツに身を包むことで、女性が力を手にし、地位ある職に相応しい評価を獲得するのかもしれません。


このトレンドを理解した一部のデザイナーやブランドは、イヴ・サン=ローランがその時代に果たしてきたように、この需要に応えようと努めています。女性らしさと官能性を捉え、女性のために創作するスーツやジャケットにそれを反映させる。キャロライン・アンドリューも、こうしたデザイナーのひとりです。
キャロライン・アンドリュー(ロンドン)は、メンズおよびレディースの英国伝統スーツを専門とする名門オーダーメイドテイラーとして出現しました。キャロライン・アンドリューはサヴィル・ロウの裁断および仕立て技術と、ブランドの明瞭でミニマルな美しいデザインを融合させ、ブランドのシグネチャー、メゾンのスタイルを創作します。
ロンドン中心地に拠点を置くキャロライン・アンドリューは、オーダーメイドにファッション、デザイン、アート、建築を調和させた新たな境地を絶えず開拓することで評価されました。そのパイオニア的精神に忠実なキャロライン・アンドリューは完璧なフィットを創作。サヴィル・ロウで最も評価の高い職人たちの一部と経験豊富な仕立て人や裁断師とで提携し、特徴的なスタイルを完成させました。

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